クレジットカードの現金化は合法?後悔しないように疑問を徹底解説!

「クレジットカードの現金化って、リスクはあるの?」
「カード会社に、ばれない方法はないの?」
クレジットカードの現金化を検討するにあたって、不安な要素はたくさんあるでしょう。事実、クレジットカードの現金化には、デメリットやリスクもあります。
下手にクレジットカードの現金化に手を出した結果、後悔してしまうという人も多いです。
この記事では、クレジットカードの現金化を検討している人向けに、現金化を行う方法から、そのリスクやデメリットについて解説。また、クレジットカード以外に現金を入手する方法についても触れています。是非、最後までお読みになって、悔いのない選択をしましょう。

クレジットカードの現金化

クレジットカードの現金化とは、簡単に言うと、換金目的で、クレジットカードを利用して、商品を購入し、現金を入手する方法を指します。この方法では、後にカード会社から商品代金を請求されますが、一時的には現金を手元に用意できるわけです。

なお、クレジットカードには、「ショッピング枠」と「キャッシング枠」の2つが設けられていますが、後払いが可能な「ショッピング枠」の方を利用していきます。一般に、現金が必要な際には、キャッシング枠を利用して、借り入れを行うのが基本です。しかしながら、借り入れに抵抗があったり、キャッシング枠の限度額を超えているなどの事情がある際には、この方法を検討する人がいます。

クレジットカード現金化の方法

クレジットカード現金化の方法は、大きく分けると、次の2つです。

1. 買い取り方式
2. キャッシュバック方式

それぞれ見ていきましょう。

1. 買い取り方式
買い取り方式では、クレジットカードのショッピング枠を利用して購入した商品を「買い取り業者」に買い取ってもらうことで、現金化を行います。

  例えば、クレジットカードでブランド品を購入したら、すぐにブランド品の買い取りに対
応した店舗で売却を行って、現金を入手するという流れです。

  なお、買い取り業者の他に、クレジットカード現金化の専門業者を利用する方法もあります。その際には、手数料が10%以上かかるため、利用前に換金率を必ずチェックしましょう。

2. キャッシュバック方式
キャッシュバック方式では、クレジットカードのショッピング枠を利用して、キャッシュバック特典付きの商品を購入して、キャッシュバックとして現金を受け取ることで、現金化を行います。

購入後に、わずか数分で自身の銀行口座に入金されるケースもあるほど、スピード感に優れているのが特徴です。また、買い取り方式と違って、自身で売却をする手間を省くことができるのもメリットと言えるでしょう。

ただし、購入金額の方が商品とキャッシュバック分の総額よりも高くなるケースがほとんどのため、損失が生じることは覚えておいてください。

クレジットカード現金化の違法性

結論からいうと、クレジットカードの現金化は、法律上に置いては違法ではありません。

 ただし、クレジットカード会社の規約では、換金目的でのカード利用が禁止されているケースがほとんどです。規約違反が発覚すると、カードの利用停止や強制退会などの罰則が科せられます。

 そのため、クレジットカードの現金化は、違法ではないから大丈夫と軽い気持ちで、手を
出すのは、リスクのある行為だということを覚えておきましょう。

クレジットカード現金化は、カード会社にばれるの?

クレジットカードの現金化は、カード会社に気付かれる可能性が高いです。一般に、カード会社では、不正利用を検知する特殊技術を備えているため、不審な使い方があると、すぐに認知できます。

 例えば、突発的に高額な買い物をしたり、大量の商品購入がカードを通して行われると、不正利用が疑われ、カードの利用停止などの措置が取られるのです。

 また、人手でも常時、監視がされているため、小額なら大丈夫だろうなどと安易に考えないようにしましょう。

クレジットカード現金化のデメリット・リスク

 クレジットカード現金化には、デメリットやリスクも多数あります。ここでは、代表的なデメリット・リスクを紹介します。クレジットカード現金化のデメリットやリスクを押さえておくことで、判断材料にしてみてください。

1. 必ず損失が発生する
2. 犯罪被害に巻き込まれうる
3. 自己破産ができなくなる

1. クレジットカードの現金化では、基本的に損をするようになっています。買い取り方式・キャッシュバック方式ともに、先に手にする現金よりも、後で支払う購入額の方が高くなるためです。

特にクレジットカード現金化業者を利用した際には、手数料が高額になるケースもあり、債務を増やすことにもつながります。そのため、その場しのぎでクレジットカードを現金化することは、却って自分を苦しめるリスクがあることを覚えておきましょう。

2. クレジットカードの現金化業者の中には、一部で悪質なところもあります。悪質な業者を利用してしまうと、犯罪被害に巻き込まれる可能性もあるため、注意が必要です。

  例えば、「請求額が、相場より高すぎた」「現金が振り込まれず、音信不通になった」など  
 の被害にあうケースも。また、カード番号や個人情報を盗まれて、悪用されるリスクもある
ため、気を付けましょう。

3. クレジットカードの現金化を行うことで、自己破産ができなくなるリスクもあります。破産法の252条1項2号にも、「破産手続の開始を遅延させる目的で、著しく不利益な条件で債務を負担し、又は信用取引により商品を買い入れてこれを著しく不利益な条件で処分したこと」が記載されており、自己破産が受け入れられない可能性は高いです。

  一時的に、借金を免れようと、クレジットカード現金化に手を出すことは、長期的な目で
見ると、危ない橋を渡る行為となることを知っておきましょう。

どうしても現金が必要なら

現金を手元に用意する必要があるなら、キャッシングやカードローンを利用する方法がおすすめです。これらの方法は、リスクも少なく、健全に現金を借りられます。それぞれ見ていきましょう。

1. キャッシング 
現金がすぐに必要なら、クレジットカードのキャッシング枠を利用してください。ショッピング枠を利用した現金化と違って、規約にも違反していなく、ご利用限度額までであれば、安全に利用できます。

また、ショッピング枠による現金化よりも手数料は低いため、お得に利用可能です。詐欺などの犯罪被害に巻き込まれる可能性も、もちろんありません。

なお、すでにキャッシング枠が利用限度額まで達しってしまったという人には、新しくクレジットカードを作る方法もあります。新規に発行すればキャッシング枠が利用できる可能性もあるため、確認してみましょう。

2. カードローン
金利を抑えて現金を工面したいなら、カードローンもおすすめです。一般に、カードローンの方が、クレジットカードによるキャッシングよりも金利は低いとされています。例えば、三井住友銀行のカードローンは、金利が年1.5%~14.5%です。

カードローンは、キャッシング専用のカードを利用して、現金をATMから引き出したり、自身の銀行口座に振り込んでもらうことで受け取ります。

 ただし、便利であるゆえに、必要以上に借り入れを行わないように、計画を持って利用するようにしましょう。

クレジットカードの現金化よりもカードローンを

クレジットカードの現金化は、リスクやデメリットの多い行為です。違法ではないからと、
軽い気持ちで、手を出すと、更なる負債や犯罪被害に巻き込まれる恐れもあります。現金が必要な場合には、キャッシングやカードローンなどの信頼性ある方法を検討してみましょう。

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